チベット自治区政府では、去年11月末までに、住民全員が新しい年金制度である農村社会年金保険制度に加入しており、そのうち農村部の住民は221万人です。
この新しい農村社会養老保険は「基礎年金」と「個人口座年金」の2種類からなっています。それによりますと、満60歳以上の住民は保険料を払わなくて済み、基礎年金として月に55元(日本円715円)を受け取ることができます。さらに、この基礎年金の基準は、経済の発展状況に伴って引上げられます。
そして個人口座年金は個人の支払い、村や社会団体そして政府の手当てなどからなっています。16歳から59歳までの人がこれに加入することができ、個人収入や能力に基づき支払い形式を選択することができます。(朱丹陽)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |