中国交通省が10日に明らかにしたところによりますと、今後5年、中国は農村部道路網の整備を加速し、2015年までに農村部道路の総延長を390万キロにする計画だということです。

　交通省の馮正霖次官は、「今後5年、県と郷にある中型以上の破損の酷い橋の改築を終え、農村部の貨物輸送事業を大いに発展させ、すべての郷と鎮、また90%以上の村で自動車が通じることを実現させる」と述べました。

　李盛霖交通相はこの日、政府が今年、農村部の道路建設に300億元を投入することを明らかにしました。

　関連統計によりますと、2010年末までに中国では1200の郷と鎮、12万もの村に、アスファルトやコンクリートの道路がまだありません。そのうち90%は西部地区と交通不便な貧困地区にあります。（翻訳：任春生）
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