「国連砂漠化対処条約」のルック・ニャカジャ事務局長はこのほど、アルジェリアで行われた「国連砂漠化および砂漠化防止10年(2010-2020)計画」の記念イベントに出席した際、「世界で毎年砂漠化した土地の面積は1200万ヘクタールに達している。この勢いが続けばアフリカの3分の2の耕地は砂漠になってしまう」と述べました。
「国連砂漠化対処条約」のデータによりますと、世界の110カ国で砂漠化の現象が見られたりまたその可能性があります。アフリカでは、砂漠化の影響を受けた土地面積は10億ヘクタール、アジアでは14億ヘクタールに達しました。北アメリカでは、砂漠化した土地面積が荒地に占める割合はすでに74%に達しています。
中国の砂漠化防止問題について、ニャカジャ事務局長は、「私は数回に渡って中国を視察し、中国がこの方面で収めた巨大な成果を自身の目で見た。発展途上国が中国と南々協力を一段と強化し、特に植樹造林における中国の先進的な経験と技術を学ぶよう希望する」と述べました。(董燕華、吉野)
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