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 中米国防協議が開催 米側、衝突不可避に異議

2011-12-07 21:37:30     cri    

 第12回中米国防協議が7日北京で開かれ、中国の馬暁天人民解放軍副総参謀長と米国のミシェル・フロノイ国防次官がこれを共同主宰しました。

 席上双方は、中米両国軍隊の関係、米国の台湾への兵器売却、両国が共に直面している安全保障問題、それに国際問題や地域問題について意見交換しました。

 馬暁天副総参謀長は席上「中米両国は各分野で多くの共通の利益があり、共同の責任を担っている。中米間の協力は二国間関係とアジア太平洋地域および世界にも影響を与えている。今年に入ってから両国首脳は、相互尊重と互恵共生を基にした協力パートナーシップの構築について合意に達した。胡錦涛主席は11月ハワイでオバマ大統領と会見し、相互の尊重と信頼、互恵の共生などを踏まえた中米関係の構築を提案し、健全な安定した両国関係を確立していく上での誠意を示した。中米両国軍隊の関係は両国関係の発展に役立つものでなくてはならず、両国関係の戦略的安定を支えていくべきである。台湾への兵器売却、中国との軍事交流を制限する米側の関連法規、それに艦艇と航空機による中国に対する頻繁な偵察は両国軍隊の関係推進では主な障害となっている」と指摘しました。

 これに対しフロノイ国防次官は「米中関係は非常に重要である。両国の経済の相互の依存度は高く、双方は利益の上でも融合し合っている。米中間の軍事衝突は回避できないという見方はまったくの間違いであり、健全で、安定した、かつ信頼性のある持続可能な両国軍隊の関係は、共に直面している課題への対応と両国の共通した安全保障問題、それにアジア太平洋地域の平和と安定にとってもプラスだ」と述べました。(ジョウ)

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