中国国防省の耿雁生報道官は28日に、国防省の定例記者会見で「アメリカの台湾への武器売却の危険性は深刻であり、中国軍は非常に憤りを感じ、これに対し断固として反対する。計画に盛り込まれた両軍のハイレベル交流や、合同軍事演習、大型イベントは影響を受けるだろう」と強く非難する姿勢を明らかにしました。また「アメリカ側は即時に効果的な措置を講じて、両軍関係に与える損害を取り除くべきだ。また、台湾問題において中国と固く約束した承諾を厳守して、台湾への武器売却を停止しなくてはならない。さらに、実際の行動を以って両岸関係の平和発展を支持し、両国軍関係の健全かつ持続的な安定化のために有利な環境を作る必要がある」と述べ、中国政府の立場を表明しました。（朱丹陽、吉野）