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 国連報告書、気候変動の抑制目標は達成可能

2010-11-24 11:35:39     cri    

                                       国際・交流へ

 国連環境計画(UNEP)は23日、ロンドンやそのほかの地で同時に、気候変動研究に関する報告書を発表しました。報告書は、「各国が昨年のコペンハーゲン気候変動会議で提出した約束を確実に履行できれば、今世紀中に温度の上昇を2℃以内に抑制するという目標を実現する可能性がある」としています。

 また報告書は、「この目標を実現するためには、今後10年以内に全世界の毎年の炭素排出量をピークとし、かつ2020年に約440億トンに減少させなければならない」と指摘しています。

 国連環境計画のアヒム・シュタイナー事務局長は、「もし、去年コペンハーゲン会議で提出した約束の全てが実行されれば、2020年に全世界の炭素排出量を490億トンに削減する可能性がある。まだ50億トンの差があるが、もし各国が一層の行動を取れば、依然としてこの差を縮める可能性がある」と述べました。(翻訳:玉華)

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