第17回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP17)と第7回『京都議定書』締約国会議が28日、南アフリカの港湾都市ダーバンで開かれました。
国連気候変動枠組条約のクリスティアナ・フィゲレス事務局長は、「『京都議定書』を引継ぎ、気候変動に対応する『二重体制』を保つことは、今大会にとって、大きな使命であり、厳しい試練でもある」と述べました。
発展途上国の代表として参加した、中国、インド、ブラジル、南アフリカは、「『京都議定書』は国連気候変動交渉の基礎であり、第二約束期間を明確にすることは、ダーバン会議の優先課題だ」と強調しています。
1997年に締結された『京都議定書』は2012年に、第一約束期間の期限満了を迎えます。一部の先進国は第二約束期間を支持しないと明らかに表明したため、第二約束期間の設定について議論されています。
今大会は12日間の日程となっていて、このうち、11月28日から12月5日まではグループ交渉で、12月6日から9日まではハイレベル会議となる二つの段階となっています。(11/28 Lin、小野)国際・交流へ
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