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 国連特使、イエメン危機の解決に向けて斡旋開始

2011-11-11 16:55:34     cri    

 国連のジャマル・ビン・ オマル・イエメン問題特使は10日、イエメンの首都サヌアに到着し、イエメン危機の解決に向けて斡旋を始めました。

 報道によれば、オマル特使はイエメン政府の高官や与野党の代表らと会談し、イエメン政治危機の解決の方法と道筋を討議すると同時に、湾岸アラブ諸国委員会が提出したイエメン危機調整協議に早期に調印するよう関係者に促しました。

 イエメンの与党である国民全体会議は9日、「反対派との見解の不一致が存在しているため、サウジアラビアの首都リヤドで10日に開かれる予定だった湾岸アラブ諸国委員会の調印式は中止になった」と明らかにしました。

 また、同じ日、サヌアと南部の都市タイズで起きた数万人の反政府デモが政府支持者と衝突し、少なくとも1人が死亡し、8人が負傷したとのことです。抗議者はサレハ大統領とその家族の裁判免除権を取り消し、サレハ大統領を裁判にかけるよう要求しました。 (黄競、大野) 国際・交流へ

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