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第19回ASEAN首脳会議、閉幕

2011-11-20 15:21:27     cri    























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 3日間にわたる第19回東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議が19日インドネシアのバリ島で閉幕しました。

 19日、行われた閉幕式で、ASEAN輪番議長であるインドネシアのユドヨノ大統領は、大きな成果が収められたと会議を評価しました。

 「今回のASEAN首脳会議では、『バリ島第3協約宣言』を採択したことで、国際問題におけるASEANの地位を向上させるための発展方向を定めた。また、アメリカとロシアが初めて出席した東アジア・サミットでは、『南海関係各国行動宣言』の継続行動指針について、はじめて共通認識に達した。地域の非核化に関しても、核兵器の所有国と議論し、共通認識に達した。関係国は『東南アジア非核地域条約』への加盟に努力すると約束した」

 第19回ASEAN首脳会議では議長声明が採択されました。声明は、「幅広く、オープンかつ豊かな議論を通じて、各国は、3つの発展方向に向けて努力し、発展に有利な地域環境を確保するため、ASEAN共同体の建設を引き続き強化し、世界共同体におけるASEANの役割を拡大することに同意した」としています。

 さらに「ASEANは今後、政治と安全の一体化、経済の一体化、社会文化の一体化を引き続き推進していく。政治と安全の共同体の構築においては、各国の独立と主権を尊重し、国際法の枠内で紛争を平和的に解決し、海洋における協力を強化し、区域の非核化を支持すると共に、原子力を平和利用し、国際犯罪、腐敗取締り、人権保護、社会の公平を促進していく。経済共同体の構築においては、世界経済への参与を強化し、農業投資とエネルギーの多様化を目指し、エネルギーの安全保障と持続性を確保するため、国際社会との協力を強化し、環境に優しい科学技術を発展させる。社会文化共同体の構築においては、自然災害、持続可能な発展、環境と気候変動などの分野で努力を払い、衛生、科学技術、教育、人材開発、文化面で幅広く協力していく」としています。

 第19回ASEAN首脳会議の閉幕で、インドネシアは輪番国としての役目を終えました。輪番期間中、ASEANが収めた成果について、ユドヨノ大統領は以下のように総括しました。

 「まず、ASEANの制度構築により、この地域の安全、安定と平和を保障し、平和的な手段で紛争を解決し、自然災害に対しても協力して対応できるようになった。それと同時に、人権の確立をより重視し、民主の理念をより普及してきた」

 ユドヨノ大統領は、「この一年間、10+3(ASEANと中日韓首脳会議)、または10+1(ASEANと中日韓3国それぞれの首脳会議)を通じて、著しい成績を収め、区域内各国の人々に利益をもたらした」と述べました。

 「ASEANは『人間第一』の精神をより徹底している。2011年のASEANフェスティバルなど一連の活動によって、若者の本心に耳を傾け、区域内の多元的な文化をともに楽しみ、この『ASEANファミリー』に皆を集めようとしている」

 最後に、ユドヨノ大統領は、第20回ASEAN首脳会議は2012年4月にカンボジアで開催されると発表し、次の輪番国であるカンボジアのフンセン首相に、輪番議長を象徴する木製の槌を手渡しました。

(FUYING、大野)

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