「第12次5ヵ年計画」期間中(2011-2015年)に中国がチベットの文化財に投入する保護経費は17億元(約209億円)を超す見込みとなりました。これは1978年以来、チベット文化財に投入された保護経費総額より3億元(約37億円)も多くなっています。
現在、チベット山南地区のミンドルリン寺(敏珠林寺)保護修繕工事が着工し、「第12次5ヵ年計画」のチベット文化財保護プロジェクトが始まりました。チベット自治区文化財局の担当者の話によりますと、「第12次5ヵ年計画」のチベット文化財保護プロジェクトは主に3種類、44項目に分けられ、そのうち、ミンドルリン寺など40箇所の文化財保護修繕工事や3つの市レベルの博物館の新設、チベット博物館の展示ホールの増築などの項目が含まれるということです。
改革開放後、中国は累計約14億元(約172億円)を投入して、チベット文化遺産、重要な歴史遺跡、革命文化財の修繕、保護を進めています。(陳博、小野)旅行・文化へ
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