イラクを訪問中のイランのサレヒ外相は10月31日バクダッドで「アメリカはイラクから全面撤兵した後も、中東地域で軍事拡張を図ろうとしている」と非難しました。
サレヒ外相は31日、イラクのズィーバーリー外相と合同記者会見をした際、「アメリカは湾岸協力会議の加盟6カ国との軍事協力を強化し、イランを牽制、監視する計画だ」としました。
ズィーバーリー外相は「米軍がイラクから全面撤退した後、治安の責任はイラク政府と国民が担う。外国勢力がイラクでの空白を埋めることを心配する必要はない」と述べました。
イラクとアメリカが2008年に調印した駐軍協定に基づき、イラク駐留米軍は今年末までに全面撤退することになっています。 (黄競、大野)国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |