イランのサレヒ外相は12日に、イランが駐米サウジアラビア大使の暗殺に関与しているというアメリカの訴追を非難しました。
サレヒ外相はこの日のイラン内閣会議で、「イランとサウジアラビアは良好な関係で結ばれている。両国の間に意見の食い違いがあれば、それは一部の国際問題について存在するに過ぎない。アメリカはイランを非難して人々の関心をそらそうとしている。これに対する最もよい返答はこの訴追を軽視することだ」との姿勢を示しました。
また、イラン外務省のメフマンパラスト報道官は12日に、「イランはアメリカの訴追を正式に抗議する。アメリカの訴追は捏造だ。これはアメリカの政治には混乱と絶望があることを証明した。アメリカは世界範囲でその覇権を行使することができると言っている。しかし、我々はアメリカの最近の行動を崩壊していることの象徴だと見ている。アメリカの訴追に強力な反撃を加え、これに正式に抗議する」と述べました。
またイランのラリジャニ国会議長はこの日、「イランに対するアメリカのやり方は非常に幼稚なもので、メディアを使ってイランにとってマイナスとなる報道を行い、その国内問題を覆い隠そうとしている」と強調しました。
さらに、イラン外務省は12日にスイスのイラン駐在臨時代理大使と会い、イランに対するアメリカの訴追に抗議しました。(董燕華、吉野)国際・交流へ
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