アメリカ国務省のマーク・トナー副報道官は17日、「中東和平交渉を仲介するアメリカ、国連、欧州連合、ロシアの4者が26日エルサレムでパレスチナ自治政府とイスラエルの双方と個別協議を行い、直接交渉再開への準備などを話し合う」と発表しました。
パレスチナ自治政府は9月23日に国連への正式加盟を安全保障理事会に申請しました。
これを受け、アメリカ、国連、欧州連合、ロシアの4者はイスラエルとパレスチナが1カ月以内に交渉を再開し、6カ月以内に実質的な進展を遂げ、2012年末までに枠組み協定を結ぶよう提案しました。
これに対し、パレスチナ側は交渉再開の前提条件として、パレスチナ領土でのユダヤ人入植地建設を凍結し、1967年の第3次中東戦争直前の境界線を国境とする立場を守っています。(ジョウ、大野) 国際・交流へ
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