呉思科特使は、この日の記者会見で、「昨年から、パレスチナとイスラエルの和平プロセスは行き詰まった状態に陥っている。パレスチナは国内外による巨大な圧力に直面しているため、国連に東エルサレムを首都とする独立したパレスチナ国家樹立への支援を求めることを決定した。こうした主張に対し、中国は明確な理解と支援を示す。国連は中東問題で重要な責任を負い、重要な役割を果たしている。パレスチナが国連への支援を求めることは、中東和平プロセスでの政治的解決を促進させる上で重要な一部分だ。今回の訪問の目的は、フランス側と関連する意見を交わし、いっそう協調することにある。中国はフランスが中東問題に積極的な役割を果たすことを支持し、関係各方面と共に、中東問題の解決のために努力していきたい」と述べました。（董燕華、小野）　国際・交流へ