IMF・国際通貨基金が20日に発表した『世界経済の展望報告書』によりますと、今年と来年、ラテンアメリカとカリブ地区の経済成長率はそれぞれ4.5%と4%と予測され、6月の予測を0.1ポイント下方修正しました。
報告書によりますと、欧米の金融危機はラテンアメリカ地区の経済発展に、ある程度のマイナス影響を及ぼし、ラテンアメリカ諸国の世界主要経済体への初級製品の輸出減少をまねきました。しかし全体としては、ラテンアメリカ経済は安定した伸びを保っているということです。
報告書はまた、ラテンアメリカの主要経済体のうち、ブラジルの経済成長は今年と来年に減速することは明らかで、アルゼンチンの経済成長は今年、ラテンアメリカ地区のトップになると見込んでいます。 (Lin、吉野)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |