IMF・国際通貨基金が13日に発表した報告書によりますと、金融危機発生以来、世界中の個人投資家と政府金融機関などのリスク意識が強くなり、投資活動に変化が起きているということです。
報告書は「低金利という現実を前に、多くの金融機関は、リスクを犯すよりも低収益に甘んじている。2007年に金融危機発生以来、世界の投資流動資金が著しく減少している。これは、投資家が資産の配置を調整していることを示すものである」としています。
同時に報告は「危機発生後、新興市場の経済は好調を見せ、投資による収益も比較的良いことから、新興市場への投資が増加しているが、もし新興市場の経済が悪化するならば、資本の外国流出もまぬかれないだろう」と警告しています。(朱丹陽、 kokusei) 国際・交流へ
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