国務院報道弁公室が6日発表した中国の「平和発展」白書は、「中国人民は自ら選択した社会の制度とその発展の道を堅持し、外部勢力の中国内政への干渉を許さない」としています。
この白書は、「中国は平和共存の5原則を堅持する上で、全ての国との友好協力を発展させ、いかなる国や国家グループとも同盟を結ばない。社会制度とイデオロギーの違いによって国と国の関係のよしあしを決めたりはしない。また、各国人民がその社会制度と発展の道を自ら選択する権利を尊重し、他国の内政には干渉しないし、覇権主義と強権政治には反対する」と強調しています。
また、この白書は中国の国防政策についても述べ、「中国は防御的な国防政策を堅持し、相互信頼、互恵的で平等な、かつ協力的な新しい安全理念を提唱する。中国軍隊の近代化の根本的な目的は国の主権、安全と領土保全を守り、国の発展という利益を保障することである。中国の国防支出額は合理的で適切なものであり、国の安全を維持するための必要に適応する。中国はいかなる国とも軍備競争をおこなうつもりはなく、いかなる国に対しても軍事的脅威にはならない。また、国際的な衝突とホット問題の平和的解決に尽力し、世界的な軍事交流を重視し、安全保障分野における世界と地域の協力を推し進め、いかなる形式のテロリズムにも反対する」と書いています。(玉華)
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