楊外相はその席上で「中国はアルバニアとの60年あまりに渡る友情を重視し、両国関係の発展の前景に自信を持っている。新たな歴史の段階に入り、双方が互いに信頼し合える友人となり、互恵・ウィンウィンのパートナーシップを結ぶことができると信じている。両国は次の面に力を入れる必要がある。まず、各レベルの交流を推進し、相互理解を深め、より多くの協力チャンスを作ること。次に、経済貿易協力の突破口を探すこと。目下中国は第12次五ヵ年計画の実施を開始しており、対外貿易市場の多元化、および企業の海外市場の開拓に尽力している。一方、アルバニアは輸出拡大を進め、海外からの投資を積極的に誘致しているなど、両国はその協力関係において強い補完性を持つ。また、双方は観光や地方間の交流を強化する必要がある。このほか、両国は重要な国際と地域問題における意思疎通と協調を強化する必要がある」と述べました。

　これに対し、ハジナスト副首相は「両国は伝統的な友情を持つ。近年、両国関係は順調に発展しており、相互貿易も急速に伸びている。同時に、その他の分野における協力も好機を迎えている。楊外相の訪問が両国関係に新しい活力を注ぐことを期待する」との考えを示しました。（翻訳：ｈｊ）