中国の立法機関・全国人民代表大会（全人代）の呉邦国委員長は10日、北京で、中国を訪れたモザンビークのゲブーザ大統領と会談しました。

　呉委員長は、「中国の全人代は、経済発展、人民生活の保障と改善、法治などについて、モザンビークの議会との交流を強化していきたい。また、両国国民間の友情を深めることを通じて、両国関係の発展に、新たな活力を注ぎたい」と述べました。さらに、「中国はモザンビークとの関係を重視している。両国の共同発展のために、弛まぬ努力をしていきたい」と強調しました。

　これに対してゲブーザ大統領は「ここ数年、両国関係は絶えず強化されている。モザンビークの人々は両国の友情を大事している。モザンビーク政府は、両国議会が両国関係の発展のために積極的な役割を果たしていることを支持する」と述べました。（朱丹陽　高橋）