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 リビア首都の情勢、好転の兆し

2011-09-01 13:49:17     cri    

 リビア反体制派勢力が首都トリポリに進駐してからすでに9日が過ぎました。トリポリの治安情勢は正常に戻りつつあります。

 食品や薬品、燃料などの供給は依然として不足しているものの、住民たちはすでに店へ出かけて生活用品を購入できるようになっています。31日の午前に、数万人の人々がトリポリの中心にある革命広場に集まり、小バイラム祭の礼拝の準備をしています。

 しかし、リビア南部のカダフィ氏の故郷であるシルト周辺では、反体制派とカダフィ氏の部隊との激しい交戦が続いています。リビア国民評議会のジャリル議長は8月30日に、カダフィ部隊の抑制下にある都市に最後通告を出し、「9月3日までに抵抗勢力が投降しなければ、反体制派は強行進攻するしかない」と述べました。

 反体制派が発表した統計によりますと、カダフィ政権との6ヶ月にわたる交戦で、少なくとも5万人が死亡しているということです。

 また、アルジェリアメディアの報道によりますと、8月30日から、アルジェリア政府はすでに、リビアとの国境にある3か所の陸上税関を閉鎖しています。現在、リビアの指導者カダフィ氏とその家族はリビア、チュニジア、アルジェリアの3カ国が隣接している国境地帯の町ガダミスに滞在しており、アルジェリアへの入国を求めていますが、まだ許可は得ていないということです。(董燕華、吉野)国際・交流へ

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