会員登録

 リビア反体制派、カダフィ氏投降を

2011-08-29 14:03:58     cri    

 リビアの首都トリポリや、カダフィ大佐の故郷・南部都市のシルトでは、戦乱の火種が消えず、激戦がまだ続いています。これを受け、南アフリカのズマ大統領は、このほど和平交渉を行い、包容力のある過度期政府を早期に樹立するようリビアの関係各方面に呼びかけました。

 報道によりますと、いま、リビアの反体制派は東西両方向から、カダフィ大佐の故郷・シルトへ迫っています。更に反体制派はすでにトリポリから南部都市セブハまでの主な道路などを制圧し、シルトを占領してから、セブハを攻める計画だということです。

 リビア国民評議会(NTC)の経済と石油事務担当のタルホウニ氏は28日、反体制派が現在、カダフィ側と交渉していることを否定し、「カダフィ氏が投降する前に、交渉は行わない」と述べました。これは、カダフィ大佐はまだリビア国内におり、反体制派と臨時過度期政府の樹立について交渉する意向があるという報道を受けてのものです。

 また、南アフリカのズマ大統領はこのほど声明を発表し、「各方面の力を集結して過度期政府を樹立してはじめて、リビアはAU・アフリカ連合での議席を得られる」と明らかにしました。さらに、「リビア危機の解決に関する如何なる方案においても、リビアとAUは主導的な役割を果たすべきだ。これこそ、新政権の連続性、信頼性と合法性が確保できる」と強調しました。(08/29 Lin、高橋)

 国際・交流へ

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS