会員登録

 リビア反体制派、カダフィ大佐故郷に迫る

2011-08-31 16:02:36     cri    

 イスラム教徒の伝統的な祝日ラマダーン明けを前に、リビア国内では緊迫した情勢が緩和しています。しかし、リビア南部のシルト付近では、反体制派とカダフィ大佐の残党部隊の激戦がまだ続いています。アルジェリア外務省は29日、「カダフィ大佐の妻と子どもはすでに、この日、アルジェリアに入った」と確認しました。一方、リビア反体制派は引渡しを要求しています。

 現在、リビア反体制派の武装部隊は引き続き、カダフィ大佐支持者との決戦のため、東と西のラインからシルトへ向かって進んでいます。NATO・北大西洋条約機構の戦闘機も引き続きシルトを空爆し、反体制派を支援しています。「国民評議会」のムスタファ・アブドル ジャリル議長は30日、「もし、抵抗勢力が9月3日までに依然として武器を放棄しなければ、反体制派は強行策にでるしかない」と述べました。

 アルジェリア外務省は29日公布したコミュニケで、「リビアの指導者・カダフィ氏の妻サフィア、娘アイシャ、息子のハンニバル、モハメドの各氏が、子供連れでこの日アルジェリアに入国した」と発表しました。

 「国民評議会」のアブドル ジャリル議長の助手ジブリール氏は、「『国民評議会』は、カダフィ氏の家族を引き渡すようアルジェリアに要求するつもりだ」と述べました。(玉華、高橋)国際・交流へ

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS