会員登録

 リビア反体制派、カダフィ大佐の行方を捜索

2011-08-28 15:36:18     cri    

 リビアの反体制派が27日、首都・トリポリ市内を制圧しました。現在、反体制派の要員はカダフィ大佐とその家族を捜索しています。

 一方、市内の多くの地域で停電や断水が生じ、食品やガソリンなどの物価が高騰しています。衛生状況も悪化し、市民の生活に大きな支障が出ています。

 リビア反体制派国民評議会の報道官は27日、「全国国民評議会は、首都の天然ガスの供給回復に努めている。本日より、数回に分けてガソリン3万トンを供給する。また、48時間内に天然ガスの供給を回復し、可能な限り早急に水道水の供給を回復する」と述べました。

 国民評議会のジャリル議長は、より多くの支援を国際社会に求めると共に、「アラブまたはイスラム諸国に警察の支援を求める可能性はあるが、今のところ、外国治安部隊はリビア内に投入されていない」と明らかにしました。

 同じ日、南アフリカのゾマ大統領は「アフリカ連合はリビアの安定化を希望している。リビアの各勢力は、包容性のある過渡政府の構築を含めた平和交渉を始めるべきだ」と述べました。また、イスラム諸国会議機構の外相理事会議長を努めるカザフスタンの外務省は、安定を回復し、人道主義的災難を終了するため、リビアに援助を提供するようイスラム諸国会議機構の加盟国に呼びかけました。(朱丹陽 中原)国際・交流へ

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS