全米中国平和統一促進会はこのほど発表した声明で、「台湾の民進党の蔡英文主席が打ち出した『十年政治綱領』は、両岸関係を損なった」と強く非難しました。
声明は、「この『十年政治綱領』は、海峡両岸関係がここ数年間歩んでいる正しい路線を否定し、台湾独立を主張している。これは言うまでもなく、現在の台湾海峡の平和発展に逆行しているもので、両岸関係が再び不安定な状況なることを招くに違いない」と指摘しました。
さらに、「『十年政治綱領』は台湾の利益を考慮して、表面上はECFA・両岸経済枠組み協議の合法性を認めているが、その実はECFAの土台になっている『九・二合意』を否定している」としています。その上で「促進会は、アメリカを含めた全世界の華僑華人と共に全力を挙げて、台湾独立を食い止めていく」としています。(朱丹陽 高橋)
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