中国の蒋輝平商務次官は23日北京で、貿易のバランスを保ち、貿易の利便化水準を高めるため、中国は輸入を一層拡大すると発表しました。
蒋次官によりますと、今年の1-7月、中国の貿易黒字は昨年同期より8.7%減少して762.1億ドルに達し、輸入の伸び率は輸出より大きいことが分かりました。また、内需の拡大や輸入に対する支援策の実施、それに国際市場での大型商品価格の高騰などの要因により、輸入が輸出を上回り、貿易のバランスがより安定するようになると予測されています。
一方、各国の経済成長は鈍く、主権債務危機が続き、世界的範囲でインフレが拡大する中、経済回復の勢いが弱くなり、これが中国の輸出入に大きな影響を与えているとし、今年の中国の対外貿易は全般的に安定して成長するものの、昨年に比べややその伸び率はいくらか下がるということです。(閣、国清)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |