中国の陳徳銘商務相は１８日、北京を訪れた日本の海江田万里経済産業相と会談しました。その中で、陳徳銘商務相は「東日本大震災後の再建と経済回復を支援するため、安全性が確認された日本製品の中国への輸入を援助する」という中国政府の立場を表明しました。

　陳商務相は「今年秋、広州で開かれる第110回中国輸出入商品交易会、いわゆる広州交易会で、東日本大震災被災地のために、取引の場を商務省として提供したい。日本の展示エリアを特設して、大震災でダメージを受けた福島、宮城、岩手の3県の自治体や企業を支援したい」と述べました。

　日本は世界でも中国の4番目の貿易におけるパートナーです。中国税関の統計によりますと、今年1月から6月までの両国の貿易額は1623.5億ドルに達し、前年より19%増加しました。そのうち、中国から日本への輸出は23%、日本からの輸入は15%伸びています。（朱丹陽）

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