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新華社、「日本2011年度防衛白書は、緊張感を煽っている」

2011-08-04 17:11:09     cri    

























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 日本政府はこのほど、2011年度防衛白書を発表しました。これは、日本が防衛政策を大きく調整した後発表した初めての白書です。新華社通信は今日発表した文章の中で、「白書は中国の軍事力をやたらに誇張し、ひいては煽り立て、故意に緊張した雰囲気を作りだしている。こうしたやり方は中日関係をひどく損なっている」と批判しています。

 新華社通信の文章によりますと、この白書は日本の防衛政策について全面的に説明すると同時に、いつものように中国にかかわる内容が多いです。これまでと異なっていることは、今年の白書は中国の国防建設についてあれやこれやと言うだけでなく、中国と外国との関係に水を差し始め、その行間には挑発的な下心と拡張しようとする傾向を匂わせているということです。

 白書は、中国軍事力への警戒心を引き続き保つと言い、「拡張」や「不透明」などというこれまでの表現を使っています。また、隣国との関係処理において、「中国は高圧的な態度で臨んでいる」との新しい表現を使い、日本の隣国への関心ぶりを強く印象付けています。

 「白書」で挙げられたいわゆる「高圧的」例を見ますと、東海と太平洋で行われた調査や訓練でも、南海における国家権益の維持に関する行動でも、中国のやり方は正常であり正当なものです。また、「白書」で言っている中日の船舶衝突事件において、以下の3つの基本的な事実を無視しています。第1、事件が発生した場所は中国固有の領土釣魚島付近にあること、第2、日本海上保安庁の数隻の艦艇が中国の漁船を包囲したこと、第3、魚などを取る漁船と日本の「防衛大計」に何の関係があるのかということです。

 「白書」がこれらの鍵となる事実を無視し、ひいては抹殺しようとするその理由は二つしか考えられません。一、日本は長い間、冷戦思考にとらわれ、日米同盟の神話に閉じ込められて、「中国脅威論」や「中国包囲論」から抜け出せないでいることだ。二、日本が戦後の平和憲法で主張した専守防衛政策の束縛から抜け出そうとしていることです。

 事実、「高圧的な態度」という言葉で日本のことを表現することはもっと適切です。

 この白書をめくってみると、この地域で緊張した雰囲気を作り出しているのは誰だとすぐ分かります。白書が発表したデータによりますと、2010年から、アジア太平洋地域で行なわれた多国籍軍合同軍事演習に日本は13回も参加し、日米両国が日常茶飯事のように各種合同軍事演習を行なっています。また、日本はオーストラリアなどの一部のアジア太平洋諸国との防衛協力を強化しながら、直接な関係がない南海問題において煽り立てて、世界が混乱することを喜んでいます。

 日本が南海問題を持ち出す前に、中国とASEAN(東南アジア諸国連合)はASEANの外相会議で、『南海各方面行動宣言』の活動指針の実施に合意し、南海実務協力を推し進める道を切り開きました。故意にこの問題を持ち出す日本の下心は明らかです。

 地域の平和維持は、誰でも責任があります。アジア太平洋地域の歴史と現実は日本の防衛白書にある類似の無責任な言論や、政策及び意地悪な推測は地域の平和と安定に不利だと何回も証明しました。故意に緊張した雰囲気を作り出すことは、平和と発展を求めるアジア太平洋地域の人々の意思とは相容れないものです。  

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