国務院台湾事務弁公室の範麗青報道官は11日の記者会見で、「海峡両岸は、今後、台湾での大陸観光客の人身の安全を確保するため、長期的な安全保障メカニズムを共同で構築し、その健全化を図っていく」と述べました。
範報道官は「今年の4月27日、台湾の阿里山森林鉄道の列車が、倒れてきた大木に当って脱線し転覆し、大陸観光客5人が死亡し、109人が負傷した。大陸の関係各部門は直ちに、台湾の関係部門と連絡を取り、その救出作業と善後措置の実施で協力を行なった」と語りました。
範報道官はまた、「台湾への大陸観光客の数は急増しており、その人身の安全確保の問題は極めて重要になってきた。両岸双方は安全に関する情報の交換。安全確保のための早期勧告、緊急事態の対応などを含む長期的な安全保障メカニズムを共同で構築すべきだ」と強調しました。(万)
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