韓国のサムスン経済研究所が17日に発表したデータによりますと、韓国企業の経営者らが「今後10年で、中国に追い越される分野は次世代再生エネルギー産業だろう」とみていることがわかりました。

　サムスン経済研究所は今年7月11日から15日にかけ、256の韓国企業のCEO・最高経営責任者を対象に、アンケート調査を実施しました。そのうち、35.9%の回答者が「今後10年で、中国に追い越される分野は、IT産業、流通・物流、自動車、石油化学、バイオ・製薬など、次世代再生エネルギー産業だろう」とみています。

　また、39.5%の回答者が、中国への投資を拡大すると答えたのに対して、投資規模を縮小すると答えたのは、わずか7.4%でした。経営者らが中国への投資として有望視している分野は、販売、生産、研究開発という順になっています。（朱丹陽）　国際・交流へ