韓国軍の兵士が民間旅客機を誤って警告射撃した問題で、韓国軍合同参謀本部は20日、「この事件は、兵士の謝った判断によるもので、国民に心配をかけて、誠に申し訳ない」と謝罪しました。
合同参謀本部の発表では、今月17日、韓国軍の兵士が中国の四川省成都発、韓国の仁川行きの民間旅客機を射撃しました。合同参謀本部の報道官は「哨戒所の二人の兵士は、確認できないものが朝鮮から飛んできたため、上司に報告すると同時に、『行動が先、報告が後』という原則から即時に警告射撃をした。民間旅客機と確認できたとの情報を連絡した際、哨戒所の電話が通話中だった」と説明しました。関係者によりますと、当時、哨戒所は未確認物体について電話で確認している最中で、確認できたのは20分後だったということです。
報道官は「再発防止のため、航空機識別と対応措置を強化していく」と強調しました。(朱丹陽)
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