フィンランドを訪問している国連のパン・ギムン事務総長は18日、「リビア情勢を政治的に解決できる糸口を探るため、カダフィ政権と反対派の対話ルートの円滑化を保つことが、当面、急務である」と強調しました。
パン事務総長は引き続きカダフィ政権と反対派の臨時政府代表との政治的対話を支持していくという国連の立場を示しました。
報道によりますと、パン事務総長はこのほど、特別代表を通じてカダフィ政権と連絡しており、リビアのマハムーディ首相と数回、電話会談を行いました。同時に、リビア危機の解決において対立を避けるため、同調を保つよう国際社会に呼びかけました。
7月15日、一部の西側諸国が、リビア反対派が立ち上げた「暫定国民評議会」を承認したことについて、パン事務総長は、「これは実用的で臨時的な解決策であり、リビアの新しい政府は最終的には民主選挙によって生まれるものだ」と強調しました。(朱丹陽) 国際・交流へ
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