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 中国外務省、米大統領のダライ・ラマとの会談で談話

2011-07-17 14:24:33     cri    

 アメリカ東部時間の7月16日、アメリカは中国の反対を無視して、ホワイトハウスで、オバマ大統領とダライ・ラマとの会談をおこないました。中国外務省の馬朝旭報道官は17日未明、これについて談話を発表し、「アメリカのこの行為は中国の内政を著しく干渉し、中国人民の感情を傷つけ、中米関係を損なった。中国外務省とアメリカ駐在中国大使館はすでに、北京とワシントンで、アメリカに厳正な交渉を申し入れた」と抗議したことを明らかにしました。

 馬朝旭報道官は、「チベット問題は全くの中国の内政である。ダライ・ラマは宗教の旗印を掲げて中国分裂の活動を行い、その本質は政治亡命者である。中国は、いかなる国の指導者もいかなる形でダライ・ラマと会談することに断固として反対し、また、いかなる国のいかなる人であっても、ダライ・ラマを利用し、中国の内政に干渉することを断固として反対する」と語りました。

 馬朝旭報道官は、「アメリカがダライ・ラマの訪米を許し、かつ最高指導者との会談をおこなったことは、国際関係の基礎的な準則に背いている。アメリカ政府が何回も出した約束にも背いている。さらに中米関係を損なっている。中国は強い憤慨と断固とした反対を表わす」と強調しました。

 また、馬朝旭報道官は、「中米関係の持続的、安定した発展を維持するには、中米双方の共同した努力が必要である。中国はアメリカに対し、中国の厳正な立場をまじめに取り扱い、直ちに措置を講じて劣悪な影響を取り消し、中国内政の干渉を止め、『チベット独立』の反中国・分裂勢力への容認と支援を停止するよう、要求する」と述べました。(翻訳:玉華)

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