「人民日報」は13日に論評を発表し、「アメリカ軍のマイケル・マレン統合参謀本部議長がこのほど中国を訪問した。これは、今年5月の陳炳徳上将の訪米に対する答礼の訪問である。中米双方が共同で推進するもとで、中米両軍の関係は改善に向かう動きを見せている。これは得難いことで、双方がそれを大切にすべきだ」としています。
論評では、「アメリカが中国を平等に付き合う対象と真に見なせるかどうかが、中米軍事関係の発展にとって、特に重要である。南海の領海紛争がエスカレートした際、アメリカはベトナムやフィリピンと合同軍事演習を行なった。このような、人為的にトラブルを起こすやり方は、非常に適切でない。南海の情勢をさらに複雑化させている。また現在、アメリカでは多くの国会議員がオバマ政権の台湾への兵器販売を推進しようとしている。一旦そうになれば、軍事関係を発展させるために中米双方が払った全ての努力がむだになることは想像できることだ」と指摘しています。
また、論評は「現在、中米両軍の関係発展を推進させる得難い機会に恵まれている。しかし、当面、急がれるのはアメリカが相互の尊重や信頼、平等への誠意を示すことだ」と強調しています。(翻訳:玉華)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |