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 中国の外貨準備高、去年同期比30%増加

2011-07-12 19:22:51     cri    

 中国中央銀行が12日に発表した「2011年上半年金融統計報告書」によりますと、今年6月末まで、中国の外貨準備高は去年同期比30.3%増え、3兆1975億ドルに達しました。

 中国のアナリストは、「貿易黒字は依然として、外貨準備高増加の原因の一つとなっている」とみています。

 現在、国際収支における巨額な黒字の問題はマクロ調整の主要な矛盾の一つとなっています。国際収支における巨額黒字はマクロ調整を難しいものにし、インフレや資産価格バブルを加速させる可能性が大きいため、中国の安定的な通貨政策の実施に困難をもたらしています。

 中国中央銀行のこの報告書が触れたこれまでになかった貸付のことが非常に注目されています。今年に入ってから、中央銀行は数回にわたって金融機関の預金準備率および預金と貸付金の利率を引き上げました。その目的は市場における通貨の流通量を減し、インフレを抑制することにあります。今年上半年、人民元の貸付金額は4億1700万元増加しました。特に、この6月は6339億元増加し、去年同期に比べて207億元増えました。中国中央銀行は引き続き利率を引き上げるなどの措置を取って、市場の流動性を抑制する可能性があると見られています。(翻訳:董燕華)暮らし・経済へ

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