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アジア域内の連合外貨準備、今年末までに成立

2009-05-04 16:25:32     cri    

 ASEAN・東南アジア諸国連合と中国、日本、韓国の財務相は3日、インドネシアのバリ島で共同コミュニケを発表し、総額1200億ドルのアジア連合外貨準備を今年末までに成立させ、運営を開始すると明らかにしました。

 コミュニケは、ASEANと中日韓の財務長官はアジア連合外貨準備の出資比率や借款の方法と監督制度などについて一致した意見に達し、各国の経済状況を監督、分析し、連合外貨準備の管理を担当する独立した機構を設立することにも合意したと述べました。

 コミュニケはまた、アジア連合外貨準備が、資金流動性の短期的な不足を解決し、現有している国際金融機構の補充をすることを目指しています。

 このコミュニケはさらに、ASEANと中日韓三ヶ国がアジア域内で信用担保制度を導入し、アジア開発銀行傘下に設置する5億ドル規模の投資基金を設立すると述べました。今後のニーズによってこの基金の規模は拡大し、アジアの債券市場の発展を促す可能性が高いとのことです。(翻訳:KH)

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