中国国家外貨管理局は16日、「2011年は、経常項目取引のための外貨決済口座への管理を強化し、金融機関が提出する報告書の審査を厳しくして、異常な資本流入に積極的に対応する」と発表しました。

　また、同局の責任者は「今後も、為替市場の動向に対する分析能力を向上させ、管理部門内部の操作能力を高めることによって操作リスクを低下させ、モノの貿易における外貨管理の転換を加速する」と強調した上で、「サービス貿易面における外貨管理制度を改善し、審査の権限を業務部門に委譲して、個人向けの手続きの利便化を図り、電子銀行システムでの決済業務の実現に努めていく」としています。（万、吉田）

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