中国の劉貴今ダルフール問題特使は7日に北京で、「中国は引き続き、スーダン政府とダルフール問題の和平的解決プロセスを支持していく」と述べました。

　劉貴今特使は中国国際放送局の記者の取材を受けた際、「これまでに、ダルフール問題に関するドーハ和平プロセスが2年半行なわれてきた。今年5月にドーハで開かれた各方面会議で、スーダン政府と反政府組織『正義と平等運動(JEM)』、『解放と正義運動(LJM)』は調停団が提出した『ドーハ文書』を支持した。各方面はこれまでにすでに、90％以上の問題について合意に達した。しかし、全面的な和平枠組協定には合意していない。中国は今後も各派にダルフール和平プロセスへの参加をよびかけ、推進していきたい」と述べました。（翻訳：玉華）

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