アメリカのブラウン大学が発表した最新の研究報告によりますと、2001年から現在まで、アメリカがイラクやアフガニスタン、パキスタンでの対テロ戦争に費やした額は2兆3000億ドルから2兆7000億ドルに達した、ということです。

　報告では、2012年から2020年までの対テロ戦費を加えると、アメリカの反テロ戦費は3兆7000億ドルから4兆4000億ドルに達するとの見方です。

　また、報告によりますと、2001年からイラクやアフガニスタン、パキスタンの駐在米軍による軍事行動で、少なくとも22万5000人が死亡し、そのうち、地元住民の死亡者数が少なくとも13万7000人にのぼるということです。また、戦争による難民の数は780万人余りに達したとのことです。（翻訳：ＨＪ）

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