アメリカが1日、アルカイダ指導者のウサマ・ビンラディン容疑者を殺害したと明らかにしたことを受け、多くの国の首脳と国際組織が声明や談話を発表し、「ビンラディン容疑者の殺害は国際反テロ活動の重要な成果だ」とした上で、協力を強化し、共にテロリズムを取り締まるよう呼びかけています。
ドイツのメルケル首相は2日、「アルカイダ指導者のビンラディン容疑者の殺害は、反テロ戦争の大きな成果だ」と述べると共に、テロリズムの根絶には長い時間がかかると強調しました。
サウジアラビア政府は2日短い声明を発表し、ビンラディン容疑者の死に歓迎の意を表し、国際社会が共に反テロとテロリストの取り締まりに向けて重要な一歩を踏み出したと評価しました。
日本の菅直人首相は2日夜談話を発表し、テロ対策の顕著な前進に歓迎の意を表すと共に、「テロ組織が根絶されたわけではない。今後もテロ対策に万全を期し、国際社会の取り組みに、積極的かつ主体的に貢献したい」と強調しました。
このほか、イラクやブラジル、ポルトガル、ケニア、メキシコ、ペルー、カナダ、韓国、フィリピン、チリ、アルゼンチンなどの国の政府と首脳もそれぞれ声明や談話を発表し、ビンラディン容疑者の殺害に支持を表明し、引き続き様々なテロリストの取り締まりに努力していくことを呼びかけました。(翻訳:Katsu チェック:大野)国際・交流へ
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