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 国民権益の保護を目指す行政強制法が可決

2011-06-30 18:26:56     cri    
 中国の立法機関である全国人民代表大会常務委員会は30日、行政強制法を可決しました。この法律は行政の行為を規範化し、国民の合法的な権益を守るためのもので、5回の審議を経て可決しました。

 この行政強制法によりますと、全国人民代表大会とその常務委員会が制定した法律だけが、国民の身体自由の制限や預貯金と送金の凍結などの行政的強制措置を取れることになっています。まだ関連法などはありませんが、国務院の行政管理など職権に関する事項と、この法律で規定している以外の行政強制措置については、行政法で改めて設定することが、可能だとしています。

 行政強制法案は2005年12月に初めて審議され、これまで何回も修正されてきました。また、行政強制法は、行政強制を設定したり実施することにに対して、個人や法人、その他の組織が、意見などを出すことができると定めています。(翻訳:Katsu チェック:高橋) 暮らし・経済へ

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