中国全国人民代表大会年次会議は4日、北京で記者会見を行いました。李肇星大会報道官は「今年中に中国の特色ある社会主義法律システムを確立する」と述べました。

　李肇星報道官は、「第11期全国人民代表大会及びその常務委員会は、『権利侵犯責任法』、『食品安全法』、『国防動員法』などを審議し、採択した。また、現行の法律の整理に着手し、8条の法律と規定を廃棄すると共に、59の法律の141条目を改正した」と述べました。

　さらに「中国の特色ある社会主義法律システムは動態的、開放的、発展的なものである。法律に基づいて国を治めるという基本的な方策といくらかゆとりのある生活を営むことができる社会を全面的に建設するために関連の法律を制定・改正し、社会主義現代化のプロセスを加速する。全人代は十分な法律保障を提供していく」と述べました。（翻訳：玉華　チェック：金井）