ここ数日、リビア政府軍と反政府派武装勢力は、地中海一帯の戦略拠点と西部山岳地帯、および首都トリボリ付近で激戦を繰り返しています。戦況は平行線のままで、双方に多数の死傷者が出ています。
12日、反政府派は、司令部のあるベンガジの西の玄関口・アジュダビヤを固めた後、さらに西に進攻することを決めました。反政府派のテレビ局によりますと、進攻が順調に進めば、重要な製油都市ラスラヌフを奪還し、戦線を西へ200キロ推し進めることができます。
NATO・北大西洋条約機構の戦闘機は、リビア政府軍とトリポリへの空爆を強化しています。12日、戦闘機はカダフィ大佐の住居とトリボリ東部の軍用空港を空爆しました。
12日夜、リビア政府の報道官は、カダフィ大佐がリビアを離れることに関わる一切の交渉を拒否するし、カダフィ大佐がリビアを離れることを求める提案は一切受け入れないと発表しました。(翻訳:任春生 チェッカー:大野)国際・交流へ
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