OPEC・石油輸出国機構は8日、オーストリアの首都ウィーンで原油の追加生産を検討する会議を開きました。OPECのアブドラ・サレム・バドリ事務局長は会議後、今回の会議では合意に至らなかったとして、3ヶ月内に再討議する会議を開くことを明らかにしました。

　サウジアラビアなど湾岸諸国は原油の追加生産を通じて、国際原油価格の高騰を抑え、国際社会の懸念を緩和する考えですが、一部のOPECメンバーがこれに反対しています。

　専門家らは、合意に至らなかったことが国際経済の発展に新たな不確定要素をもたらすだろうと分析しています。（万、中原）

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