WHO・世界保健機関と国連の関連機関は28日、報告書を発表し「多くの発展途上国はエイズの予防と治療の面で更に顕著な効果を収めた」としています。
WHOと国連児童基金(UNICEF)、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が合同で発表したこの報告書は「2009年、全世界の中等収入と低収入の国でのエイズ対応の普及率は36%に達し、発展途上国でエイズウイルス感染者が治療された人数はその前年より120万人増加した。そのうち、東南アフリカ諸国の進展が最も著しく、エイズ対応の医療サービスのカバー率は前年より10ポイント近く向上した」としています。
しかし、国連合同エイズ計画の関係者は「現在、全世界でエイズ対応に必要な資金はまだ100億ドル不足し、しかも専門的なサービス員が足りないなどの問題に直面している」と指摘しています。(翻訳:玉華 チェック:丹羽)
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