スーダン南部の住民投票が9日始まりました。

　現地時間の9日午前8時、スーダンの副大統領でもあるキール南部自治政府議長は、南部最大の都市ジュバにある投票所で第1票を投じました。また簡単な演説を発表し、「スーダン南部政府、北部政府はいずれも、投票に参加する全ての有権者を保護する。また、南部に住んでいる北方の人々と外国人の生命と財産の安全も保護する」と述べました。

　390万人余りの有権者はこの日、スーダン国内外にある3000ヶ所の投票所で南部地域がスーダンから分離独立するか否かを決める投票を行っています。また、スーダン国内のオブザーバー1万7000人と国際オブザーバー1200人が投票の全過程を監督しています。

　今回の投票は一週間にわたって行われ、毎日午前8時から始まり、午後5時に終了し、投票最終日は15日となっています。結果は2月15日までに発表される予定です。（翻訳：玉華）　国際・交流へ