ニューヨーク・マーカンタイル取引所では、原油先物7月限が2.4ドル安の1バレル97.70ドルで取引を終了しました。一方、ロンドン市場の北海ブレント先物7月限は2.29ドル安の1バレル110.10ドルで終了しました。
近頃、ユーロ圏の債務危機が絶えず悪化しています。20日、格付け会社フィッチ・レーティングスがギリシャの長期信用格付けを3段階引き下げました。21日、S&P・スタンダード・アンド・プアーズがイタリアの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げました。23日、スペインの地方選挙で与党社会労働党が大敗し、中央政府と地方政府が赤字削減をめぐり対立するリスクが浮上しています。
欧州で債務危機が拡大しつつあるとの懸念を背景にユーロは一時、対ドルで2ヶ月ぶりの安値をつけました。(翻訳:ooeie) 国際・交流へ
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