アメリカホワイトハウスの新首席補佐官であるウィリアム・デイリー氏は6日、「アメリカ政府は、世界の石油価格の高騰がアメリカ経済の回復にもたらした圧力を緩和させるために、アメリカの戦略石油備蓄の活用を考慮している」と述べました。
このほど、中東や北アフリカの情勢が揺れ動いている影響を受け、世界の原油価格は高騰してきました。4日、ニューヨーク商業取引所の原油先物相場は大幅反発し、米国産標準油種WTIの4月物の終値は前日より2.51ドル上昇して1バレル=104.42ドルとなり、この2年来の最高を更新しました。またアメリカ国内のガソリン価格も上昇し、すでに、2008年7月以来の最高となっています。(翻訳:董燕華)
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