国連のパン・ギムン事務総長は20日、国連本部で、「原子力の安全は全世界が注目する問題で、原子力の安全を確保するのは世界人民の利益に合致する。国連は世界で原子力安全問題にいかに対応するかを検討する上で役割を果たすべきだ」と述べました。
パン・ギムン事務総長はこの日、国連各部門責任者テレビ電話会議を開き、日本福島第1原発の事故がもたらした影響について話し合い、国連あげての調査を本格的にスタートさせました。
パン事務総長は、「国連あげての調査は環境、健康、食品安全、持続可能な発展、原子力の安全と核安全保障との関係などの分野に及び、かつ国連の角度から、防災能力をいかに向上させるかについて提案する。調査報告書は今年9月の国連総会期間中に開催される原子力の安全と核安全保障問題ハイレベル会議に提出する」と述べました。(翻訳:玉華)国際・交流へ
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