ロシアのメドベージェフ大統領は18日、「ロシアとアメリカ、北大西洋条約機構（NATO）は必ず、ミサイル配備システムについて協議に達さなければならない。そうしなければ、ロシアは致し方なく対応策をとるだろう」と述べました。

　メドベージェフ大統領は「ロシアはアメリカとNATOがロシアの提起したミサイル配備システムの協力をめぐる問題について解答を出し、協力手段を摸索するよう希望する。この問題で協議に達さなければ、ロシアは対応策を取り、戦略的攻撃力を発展させざるを得ない。西側諸国はそのミサイル配備システムについて、イランに向けられたものであり、ロシアに対するものではないと強調しているが、イランは充分なミサイル攻撃力を持っていない。ロシアはミサイル配備システムの問題で西側と協力するつもりだ。しかし、西側諸国はこのシステムがロシアに向けられることがないことを必ず約束しなければならない」との考え示しました。（翻訳：董燕華）国際・交流へ