モスクワの赤の広場では9日、祖国防衛戦争の勝利66周年を記念する閲兵式が行われました。

　ロシアのメドベージェフ大統領、プーチン首相らの指導者と第2次世界大戦に参加した高齢者、それに社会各界の代表、ロシア駐在の各国使節らが列席しました。

　閲兵式では、メドベージェフ大統領が挨拶に立ち、ロシア国民と世界の反ファシスト戦争に参加した国の国民にメッセージを送り、人類の自由と世界平和のために戦った英雄たちに心からの感謝と尊敬の意を表しました。また、「ロシアは断固として、世界各国との平和協力を進め、自国と世界の平和と安定の維持に全力をあげていく。ロシアは軍隊の建設を一段と強化していく」と述べました。

　その後、現役の軍人や軍事学院の2万人、および10の機械化パレートチームと1つの空中パレートチームが閲兵を受けました。（翻訳：董燕華） 国際・交流へ